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2010年02月18日

貴金属のおはなし

貴金属のおはなし
「貴金属のおはなし」ハイテク時代のキーマテリアル



田中貴金属工業株式会社 編
発行所 財団法人 日本規格協会 
1988.12.15 発行
より 抜粋

「銀の特性」
 銀は、普通の状態では酸素と反応しません、しかし空気中に
放置された銀製品が黒変し、”銀がさびた”と一般にいわれます。
これは、銀が持っている大きな特徴の1つで、硫化水素や亜硫
酸ガスと容易に反応し硫化銀ができるためです。
Ag+2H2S → Ag2S+2H2 (硫化銀)
 銀の硫化は、温度、湿度、光、銀の表面状態などの影響を受け、
湿度が60%以上になると急激に硫化皮膜が成長します、銀の
硫化が進むとき、周囲の部品材料に硫黄分が含まれていたり、
硫化物の濃度が高いと、硫化銀のウィスカー(ひげ状結晶)が成
長し、いろいろな障害の原因になることがあります。
 銀の硫化を防止するために合金化が行われていますが、数%
程度の合金量では効果がなく、銀表面に強く結合する有機化合
物を塗布したり、金もしくはロジウムめっきを施して硫化を防止
することが、銀器、電子部品などでは行なわれています。

なんとなく わかりましたか
宝飾品でも、銀の変色防止のためにロジウムめっきを施している商品は多いです 

ロジウムメッキを施していない銀製品の保管方法として 
 空気になるべく触れさせないようにすれば変色は防げますよ

と 昔、会社員の頃に読んでいた?
というか読まされた本を読み返しています

昔は興味が無かったために内容が記憶に
残っていません
今、読んでいても意味不明なところは多いですが
仕事に役立つところも多々あります。

これからも 少しずつ紹介していきたいと思います


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Posted by 299 at 10:29 │本業サブ(Sub)