Monologue of 299. . . Outgoing call from Hadano city, Kanagawa prefecture

2009年11月07日

刻印したオウムガイ

本日は
「本日のおまけ」だけ!

月の不可思議学
編者 竹内 均

- 月のリズムを体に刻印していたオウムガイ -

いまからおよそ五億年以上もの昔の古生代

カンブリア期に生きていた、現存する海の

生物がいます。オウムガイという生き物が

それです。最盛期には、なんと三五〇〇種

ほどが大海に暮らしていたといいますが、

いまでは、南太平洋にわずか四種のみを

数えるばかりになりました。

 この生き物、オウムガイというくらいだから

貝の仲間かと思えば、どちらかというと

イカやタコに近い軟体動物。といっても、

そのやわらかい体は螺旋状の殻に包まれて

おり、完全な外殻を備えた頭足類としては

唯一の生き残りなのです。しかもその殻の

螺旋はたいへん美しく、見事な黄金分割の

螺旋、対数螺旋をしています。

 さて、このオウムガイの殻の中には気房と

呼ばれる部屋があります。最初は七つほど

しかないのですが、最終的には三〇くらいの

新しい部屋をつけ加えていくのです。増築する

たびに後ろの部屋をふさぎ、外側の大きい

部屋へ移動するというわけです。

 その気房の中に、樹木の年輪のような筋が

刻み込まれています。それは、成長するに

したがって、毎日毎日(僕らは鉄板の~♪)、

ひとつずつ自ら刻んでいくのだといいます。

そして、その数は、ひとつの気房中に二九。

奇しくも月齢(二九.五日)とほぼ同じ数です。

オウムガイは、つきのリズムを自分の体(殻)に

刻み込みながら成長しているのではないでしょうか。

 ところが、最近になって発見された数億年前の

オウムガイの化石を調べてみると、その刻み目の

数はたったの九つでした。

 月は、太古においては、いまよりももっと地球に

近いところをまわっていて、その速度はかなり速い

ものだった、という説があります。このオウムガイの

化石は、ひょっとすると当時の月の周期が九日だった

ことを示しているのかもしれません。



なるほど、なるほど

で 私が感心を持ったのは 気房の中の刻み目の数
29! と 
昔は 9! で 299 です。。。
なんじゃって 思っていただいて構いません。

刻印したオウムガイ
11月4日 朝方のお月様!


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